工場紹介FACTORY
星野製茶園では、皆様に安心して当園の美味しいお茶をご愛飲頂きたい、多くの方にお茶の良さを知っていただきたい、そんな想いから工場内の見学を随時受け付けております。ここでは、お茶が工場に運び込まれどのような過程で加工され、皆様のお手元に届くのか、大きく三つに分けてその様子を少しだけご紹介いたします。
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01工場にお茶がやってくる前に - STEP
02精撰加工工程 - STEP
03抹茶加工工程
STEP
01工場にお茶がやってくる前に

場に運ばれてくるその前にお茶はどのように育てられるのでしょうか?
星野のお茶には昔ながらの伝統的な製法があり、玉露、碾茶園では4月中旬ぐらい茶の芽が2~3センチ伸びた頃、わらを編んで作られた「スマキ」といわれる自然資材で25日前後、摘採が終わるまで被覆(ひふく)します。
覆いをし遮光する事により茶の旨味成分であるアミノ酸の含有量が多くなり、覆い香といわれる独特の香りを持つお茶になります。

玉露、碾茶園ではより良い原葉を作るため、年に一度しか摘採しません。
二番茶を摘まず。一年分の栄養成分を一番茶だけに集中させます。美味しい茶葉へと育つからです。
そのため、摘採期の判断は慎重に行わなければなりません。摘採方法は昔ながらの「しごき摘み」と言ってやわらかな葉の部分だけを丁寧に摘み取ります。

かぶせ茶になる茶葉は、わらの被覆をせず、皆様がよく目にされる、寒冷紗(かんれいしゃ)という黒い覆いを1週間~14日程かぶせる栽培方法で育てられます。
寒冷紗をすることによって、日の光を遮る効果があり、茶葉の色がよくなり、渋みが少なくなるなどの効果があります。また、旨味成分であるアミノ酸が光合成によって減少するのを抑制する働きがあり、30%ほど増えることが分かっています。
そうして摘みとられた茶葉は

■玉露・かぶせ茶・煎茶などの場合
各荒茶工場で、荒茶に加工され弊社の仕上げ工場へ
02精撰加工工程
■抹茶などの場合
弊社の仕上げ工場へ
03抹茶加工工程
STEP
02精撰加工工程

まずは、精撰加工工程です。
ここでは主に煎茶や玉露などを製造します。
八女の各荒茶工場で思い思いにつくられた荒茶は、弊社のマイナス30度の冷凍庫で保管され、必要に応じて精撰仕上加工します。
検査を経て、包装されて店頭に並びます。
その過程を詳しくご紹介しましょう。
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0102原材料(荒茶)搬入
冷凍保管(-30度) -
03原料タンク
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04仕上加工
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05選別
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06火入れ乾燥
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07冷却
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08合組
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09審査
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10計量/包装
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11完成
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12出荷
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店頭へ
その他の施設
お茶は鮮度が大事です。
星野製茶園では自社冷凍庫・冷蔵庫を完備し、鮮度の高いお茶をご提供しております。
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伝統仕上室 -
冷蔵庫室 -
冷凍庫室 -
自動包装室 -
荷造り室 -
発送ターミナル
次は、抹茶を製造する抹茶を製造する工場をのぞいて見ましょう

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03抹茶加工工程

伝統本玉露の栽培法を応用し、抹茶用に育てられ仕上げられた碾茶※を、注文に応じて石臼で丹念に挽き上げるます。
挽き上げた抹茶はふるいにかけた後、入念に最終の審査を行います。
星野園の抹茶は栽培から製造・販売まで一貫した体制で行っており、他にない香り、味、色を醸し出します。
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01覆下茶園
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02摘茶
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03蒸熱
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04散茶・冷却
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05乾燥
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06選別
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07精選仕上
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08審査
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09石臼挽き・包装
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10完成品
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11出荷
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12店頭へ
星野製茶園の工場見学、いかがでしたか?
実際に見学してみたいというお客様は下記よりお問合せください。
(繁忙期や日時によってはご対応できない場合がございますので、予めご了承ください。)
