お茶の美味しい淹れ方HOW TO
はじめに
日本人に生まれたからには美味しい日本茶の淹れ方はマスターしておきたいものですね。美味しいお茶を飲みたいのは山々だけどなかなか美味しく淹れられない、特に抹茶などは温度や分量、お作法など、きちんとしようとするといろいろな決まりがあるのでは?難しそう…と思われがちです。
しかし、本来お茶というものは、日々の疲れを癒し、くつろぎや和みをもたらすもの。気軽に楽しみたいものですよね。
そんな皆様に、当園の日本茶インストラクター・アドバイザーが、お茶の種類別に美味しい淹れ方をご紹介いたします!星野製茶園のお茶で素敵なティータイムをお過ごしください!
美味しいお茶を淹れる前にチェック
さぁ、美味しいお茶を淹れよー、その前にチェックしておきたいのがお水とその温度。そして、葉と湯の分量、温度と待ち時間のバランスが美味しさのカギとなります。種類別に違いがありますので、各項目でご説明しております。上記の点に注意して、美味しく淹れてみてくださいね。
種類別!お茶の美味しい淹れ方
用途に合わせて、気分に合わせて、お茶を楽しんでくださいね。
種類別にお茶の淹れ方をご紹介!
- 煎茶
- 抹茶
- 玉露
美味しい煎茶の淹れ方
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STEP
01沸騰したお湯を茶碗に八分目まで注ぎ、冷まします。湯ざましを使用する場合もあります。
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STEP
02適量の茶葉を急須に入れます。
目安:3人で6g
(家庭にある大さじ2杯分) -
STEP
03湯冷ましした茶碗のお湯を急須に注ぎ、60秒位(深蒸し茶は30秒)お茶が侵出するのを待ちます。
お湯の温度は70度~80度が目安
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STEP
04少量ずつ茶碗に注ぎます。数人分注ぎ分ける時は、少量ずつ注ぎ分け、味を均等にします。
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STEP
05最後の一滴までしっかり注ぎ切るようにします。急須にお湯が残っていると、お茶の成分が浸出し、二、三煎目がおいしくなくなります。二、三煎目はお湯を入れてから30秒位待ちます。
美味しい煎茶を淹れる
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美味しい抹茶の淹れ方
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STEP
01茶碗にお湯を入れ、「茶筅」をそのお湯に軽く通し、茶筅を清め、お湯を捨てます。
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STEP
02茶碗にお抹茶を茶杓で一すくいと半分程入れます。
目安:約1.5g、小さじ一杯
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STEP
03沸騰して、一呼吸おいたお湯(約80度)を茶碗の5分の1(約60ml)注ぎ入れます。
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STEP
04最初は底の部分から「茶筅」を振り、その後、「N」の字を書くように前後に素早く動かし、15秒程で泡立てます。
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STEP
05最後は表面の泡をならすように、静かに茶筅を回し、そっと引き上げてください。細かい泡が立ったら、茶碗の中心に「の」の字を描き、ゆっくりと持ち上げてください。
-
※
※抹茶は超微粒子の為、静電気等の要因で固まり(ダマ)ができる場合があります。このダマは品質の劣化によるものではありません。前もって茶漉し等でふるっていただくとより滑らかに泡立ちます。
※抹茶は温度や湿度、光に大変敏感です。開封後はお早めにお召し上がりください。(缶底記載の賞味期限は、未開封の状態での品質保持期限です。)
※泡の立て方は流浪によって異なります。
美味しい抹茶を淹れる
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美味しい玉露の淹れ方
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STEP
01湯さましにお湯を淹れて冷まします。
適温:上級茶…50℃、
並級茶…60℃ -
STEP
02湯さましのお湯を茶碗に七分目(約20ml)ほど注ぎます。残ったお湯は捨てましょう。茶碗は玉露用の小さめのものを使用。茶の葉を急須に入れます。
6~8g程度
(家庭にある小さじ約4杯分) -
STEP
03冷ましした茶碗のお湯を急須に注ぎ、2分位お茶が浸出するのを待ちます。茶碗に注ぐ分量は均等に、廻しつぎし、お茶は注ぎ切りましょう。
二煎目は冷ましたお湯を入れてから30秒くらい待ちます。お湯の温度は50度が目安